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結成10周年の声優アイドルユニットi☆Ris。10年間で見えたお互いの意外な顔

2〜3年でいちばん変わったメンバーは……

――山北さんのイメージについては、どうでしょうか。 i☆Ris 山北早紀 芹澤 優若井 最初はお姉さんキャラでがんばってたけど、化けの皮が剥がれるのが早かったよね。 芹澤 そうそう。でも、ここ2〜3年でいちばん変わったんじゃない? 山北 ずっちゃん(澁谷梓希)が個性強かったから、卒業したことで、グループのバランスを取るために無意識にそこを埋めようと思ったのはあるかも。最初のうちはみんなが子どもだからお姉さんにならなきゃと思って、最近はみんなが落ち着いてきたからじゃあ子どもになろう、みたいな。 ――ではそれぞれの場所で、人によって山北さんに対するイメージが違うと。 山北 たぶんそうだと思います。家の自分と外の自分が違うと、やっぱりストレスがあるので、最近は、外にいるときと家のなかの自分がかなり近い感じになって、すごくラクになった気がします。 本来とは違う自分として印象を良くしようとするから疲れちゃうんです、きっと。だったら私はストレスなく、このままでいようと思ってます。

「嫌われてもいいって思ってから、ラクになった気がする」

――みなさん、同じ悩みを持った時期があるのでしょうか。 茜屋 私はないかな〜。 若井 初期はあったかも。「アイドルは個性が強くないとダメだ」って言われてたから、どういうキャラでいけばいいんだろうって迷走した時期があった気がする。 山北 パワフルなキャラとかね(笑)。 芹澤 私はいまでも現場によってキャラを変えてると思う。本当の自分ってどんな感じだろうって悩む人、意外と多いんじゃないかな。山北先生、どうすればいいんですか? 山北 嫌われてもいいって思ってから、ラクになった気がする。でも逆に、自分を出せば出すほど、好いてくれる人はとことん好きになってくれる。それがわかったのは大きかったかな。 久保田 めっちゃわかる。私も嫌なことは嫌って言っちゃうから。それってけっこう大事だよね。
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「長く付き合うほど、記念日をきゃっきゃしながら祝うのもちょっと恥ずかしい」
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