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ホテルの部屋から競輪の生観戦ができる!話題の「KEIRIN HOTEL 10」に宿泊してみた

部屋から一望できる競輪場

 今回宿泊したのは、6階の「オーシャンビューコンパクトダブル」。部屋の内装も競輪ファンをワクワクさせる仕掛けが多くあった。
玉野競輪

ベッドの上の模様と飾られている絵が繋がっている

 そしてなんといっても瀬戸内海と競輪場バンクが一望できるテラスは、競輪ファンでなくても興奮するであろう絶景が広がっていた。
玉野競輪

6階の部屋から一望できる玉野競輪バンクと瀬戸内海。左手には山もあり、自然を思う存分感じられる

 今回はレースが開催されていない時に泊まったが、ナイターで開催されている場合は、このテラスからレースを観戦することができる。
玉野競輪

テラスには椅子とテーブルが置かれている。瓶や缶などは利用できないが、ここで酒を飲みながら観戦することも可能

 ミッドナイト開催時は、現在のルールではテラスに出られないが、窓の内側から観戦することは可能とのこと。レースを生で観戦して、室内のテレビでリプレイ映像を見るという、競輪好きが夢にまで見た至福の時間を過ごせるのだ。  また、普通では見ることのできない「朝焼けに染まったバンク」を見られるというのも、このホテルに泊まった特権と言えるのではないだろうか。
玉野競輪

6月の朝5時に撮影した写真。朝焼けに染まる瀬戸内海は絶景そのものであった

「部屋から競輪を楽しめる」というだけでなく、これだけ自然に囲まれた場所でゆっくりと過ごせるというのも、このホテルの魅力の1つ。競輪ファンでなくても、景観重視でホテルを選ぶ人にオススメしたい。

レストランにもこのホテルならではのルールがある

 このホテルの周りには飲食店が少ないため、今回は夕食付きのプランで宿泊したのだが、ここでも「このホテルならでは」のルールがあった。  ホテルの同意書でもあったように、競輪場に瓶や缶の持ち込みはNGとなっている。それは特別観覧席の隣にあるホテルのレストランも同様で、レストラン内に瓶は持ち込むことができない。そのため、瓶のビールを注文した際は、その場で店員が注ぎ、すぐに回収しなければならないようだ。
玉野競輪場

注文した岡山県の地ビール。客は瓶を持ち込んではいけないため、店員がグラスに注ぎ、写真を撮った後に回収された

 このレストランからもバンクが間近で見えるため、開催中の時間帯によっては食事をしながらレースの観戦も可能だ。オッズやレース映像を表示するモニターも至る所に設置されているため、思う存分競輪を楽しむことができる。たとえ酔っ払っても、すぐ隣のホテルに泊まることを考えれば、多少羽目を外しても良いかもしれない。
玉野競輪

カウンター席は正面にバンクを見ながら食事を楽しむことができる

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選手と一般客の接触は絶対にないのか
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Web編集者兼ライター。フリーライター・動画編集者を経て、現在は日刊SPA!編集・インタビュー記事の執筆を中心に活動中。全国各地の取材に出向くフットワークの軽さがセールスポイント
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