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水商売業界のコワい話。客と2人きりになった瞬間「君、胸大きいね」

 様々な事情を抱えた人々が集まる夜の街。一見、華やかに見える水商売の仕事だが、トラブルや危険とは常に隣合わせ。従業員と客が揉めてひどい目に遭ったなんてケースは枚挙にいとまがない。  キャバクラやスナックなどで働く女性たちに、過去に味わったコワい体験を聞いてみた。

キャストの少ないガールズバーでは客から迫られることも…

ガールズバー

※写真はイメージです。以下同(Photo by Adobe Stock)

 カウンター越しに接客するので、キャバクラよりも客と距離感のあるガールズバー。かつて大阪のガールズバーに勤務していたマナさん(仮名・25歳)の身に起きた事件とは……。 「大阪は小箱の店も多いので出勤が1人……なんてこともよくあるんですよ。私が以前、働いていたガールズバーは男の店長と女の子のキャストが3人しかいない店でした。週末は全員出勤しても、平日は私と店長の2人きりの日もしょっちゅう。でも、店長が近所のバーに付き合いで飲みに行って店を留守にすることもあるので、そのときは私1人になってしまうんです」

客と2人きりになった瞬間「君、胸大きいね」

 そんなときに、客から迫られたのだという。 「特に怖かったのは店長がキャッチした新規客を連れてきたときです。少し酔っている客だったのですが、店長が外出した瞬間に、ジロジロと私のことを見て『君、胸大きいね』と言って。笑って流そうとしたら鼻息を荒くしてにじり寄って来たので、あまりの恐怖にその場で店長に電話をかけてしまいました。お客さんは、『冗談やって!』と叫びながら会計を多めに置いて逃げるように出ていきました。それ以来、新規客を入れるときは常に警戒するようにしていました」  少人数制のガールズバーならではの恐怖体験かもしれない。
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スナックに“色恋”を持ち込んだ元キャバクラ嬢
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