更新日:2023年08月04日 18:37
恋愛・結婚

海で水着からポロっと。意中の相手とジェットスキー中に悲劇が襲う――夏の恋愛ベスト10

貧乳をごまかそうとして…

ジェットスキー 好きな人の前では自分を良く見せたい。そう思うのは男女共通だろう。  アウトドア好きの優佳さん(仮名・20代)は、頑張りすぎて台無しにしてしまった経験を話してくれた。 「社会人になりたての頃、片思いの相手を含む男女グループで海に行ったんです。『好きな人に水着姿を見てもらうチャンスだ!』とワクワクしていたんですが……私、かなり貧乳で(笑)。少しでもイイ体に見せようと思って、水着の下にパッドをこれでもか! と詰め込みました」  努力の甲斐あって、好きな人(以下、B男さん)から水着姿を褒めてもらえたという。  浜辺でBBQや水遊びを楽しんだ一行は、予約していたジェットスキーで遊ぶことに。優佳さんの気持ちを知っていた女友達のおかげで、免許を持っていたB男さんとの二人乗りが実現した。 「ジェットスキーなら自然に体を密着させられるし、いい雰囲気になれるんじゃないか……って期待していました」  しかし、まさかのトラブルが優佳さんを襲う。

水着からパッドが…

 調子に乗ったB男さんがドリフトをかけすぎてしまい、二人揃って海へと投げ出されたのだ。 「その瞬間、私の胸元からパッドが全部飛び出していったんです……気が付いた時には、あたり一面に私のパッドが散らばっていました……」  とんでもない醜態を晒してしまい、パニックになってしまった優佳さん。必死にパッドをかき集めようとしたところ、B男さんが苦笑いしながら散らばった一枚を差し出してきた。 「顔から火が出るんじゃないかってくらい恥ずかしかったです……気まずそうに『ごめんね』と謝られました。正直、『この恋、もう終わったな』と泣きそうになりました。あまりにショックすぎて、その後はどう過ごしたか覚えていません」  この事件を機に、B男さんとどう接すればいいか分からなくなってしまったそうだ。  微妙な距離を保っているうちにB男さんに彼女ができ、優佳さんの恋は終わりを迎えた。 「見栄を張りすぎなければ、展開が違っていたのかな……と今でも思います。あれから海に行く時はパットを入れなくなりました(笑)」  背伸びしすぎるのも程々に。ありのままの姿で勝負することが、恋愛成就の近道かもしれない。 <取材・文/倉本菜生>
福岡県出身。フリーライター。龍谷大学大学院修了。キャバ嬢・ホステスとして11年勤務。コスプレやポールダンスなど、サブカル・アングラ文化にも精通。X(旧Twitter):@0ElectricSheep0、Instagram:@0ElectricSheep0
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