カーライフ

シトロエンの新型を見て「さすがトヨタ!」と感じた理由

乗り心地は…

 ただ、乗り心地は意外と固くスポーティで、PHCはC5のハイドロサスのフンワリ感には遠く及ばなかった。 「勝った! 勝った! これでうちのC5が永遠の存在になりました!」  担当Kはそう歓喜したが、私はまったく別の疑問に直面していた。なぜなら、C5Xの兄弟車に当たるプジョーのフラッグシップモデル、508の中古車を買ったばっかりだから。新車価格を比べると、同程度のグレード同士でC5Xは530万円、508は570万円。なぜC5Xはこんなに安い!?
オートクラブ

試乗したC5Xは最高出力180馬力の1.6リッターガソリンターボモデル(484万円~)ですが、システム最高出力225馬力のプラグインハイブリッドモデル(636万円)もラインナップ。プジョー508と違い、ディーゼルの設定がないのが残念です

「永福さんの508は299万円の中古でしょ! 新車価格なんて関係ないじゃないですか!」(担当K)  まあ、そうなんですが。

【結論!】

ついでに書くと、C5Xのそっくりさん(?)、クラウンクロスオーバーは、4WDのハイブリッドでなんと435万円~。「さすがトヨタ!」という結論になるのでした
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1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中

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