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パチンコ楽曲を歌うアーティストが裏話を語る。「私の曲は7連チャンしないと流れない…」

収録からリリースまでの期間が長め

MIAKAさん

パチンコ楽曲の場合、レコーディングからリリースまでの期間が長い傾向にあり、MIAKAさんは「少し前の自分の歌声を聞いて思うことがある」と語った

 歌手として数々の楽曲を歌ってきたMIAKAさん。パチンコ楽曲を歌う場合、普段との違いはあるのだろうか。 「1つ言えることは、パチンコの曲って“ブチ上げ”の楽曲が多いですよね。テンション高めの曲が多いので、私が歌った曲もテイスト的にはEDMだったり、ちょっとロックだったり。だから基本的にテンション高めで歌った感じはありました。ただ『自分の曲を歌う』という感覚ではないので、最初は自分自身で色はつけなかったです。あくまでパチンコ用に歌わせていただいている楽曲なので、私が勝手に仕上げてしまうと、向こうの意図とは違う作品になってしまう可能性があるので……。  あともう1つパチンコ楽曲ならではの話としては、他の楽曲と比べて、レコーディングしてからリリースされるまでの期間が長いということですね。1年は余裕で空きますし、もっと長くなるケースもあるようです。なので、いざ担当した楽曲のパチンコ台が出るとなった時に自分で聴くと『録り直したいっ! 今ならもっと上手く歌えるのに』と思ってしまいます(笑)」  こうして話を聞いてみると、パチンコ楽曲の一つ一つに時間と労力がかかっていることが伺えた。アーティストとパチンコメーカーがしっかりとイメージを擦り合わせて作り上げているのだから、パチンコ楽曲のクオリティの高さにも納得できる。

11月の新機種にもMIAKAさん歌唱の楽曲が!

 最後に今後の活動について話を聞くと、パチンコ楽曲については、11月7日導入となる藤商事の「新・遠山の金さん」で「乙女のヒメゴト」という挿入歌を歌っているとのこと。
 そしてMIAKAさんは「とにかく歌うことが好きなので、歌の仕事に携われていることが嬉しいです。パチンコ楽曲に関しても、いろんなご縁があって歌わせていただいていますので、これからも歌えたらいいなと思っています。パチンコを打つ際は、ぜひMIAKAの歌声を探してみてほしいです(笑)」と語った。  パチンコユーザーにとって、普段何気なく聞いているパチンコオリジナル楽曲にも、作り手や歌い手のさまざまな想いがある。そういった細かいところにまで注目すると、より一層パチンコを楽しめるだろう。 取材・文/桜キュイン
パチンコの“爆裂機”をこよなく愛するアラサーライター。『パチンコオリジナル実戦術』など、複数のパチンコ雑誌で自身のコラムを連載中。2021年から始めたダイエットでマイナス10キロの減量に成功するなど、健康・美容系にも熱心に取り組んでいる
Twitter:@JUMP3364
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