麻雀プロの「底辺プレーヤー」が収入を公開。Mリーガーとは“天と地”の厳しい現実――2022年トップ10
2022年、日刊SPA!で反響の大きかった記事からジャンル別にトップ10を発表。波乱の人生を送る人々に注目した「パチンコ・ギャンブル」部門の第6位は、こちら!(集計期間は2022年1月~11月まで。初公開日2022年7月5日 記事は取材時の状況)
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どの世界にも“プロ”と呼ばれる人がいる。自称ではなく、誰かに認められた資格付きのプロなら「その道一本で稼いでいる」と認識する人が多いだろう。しかし、プロはプロでも、ジャンルによっては厳しい生活を強いられているケースもある。
その顕著な例として挙げられるのが「麻雀プロ」の世界。最近では「Mリーグ」のような華やかな舞台ができたことで、麻雀自体のイメージアップしていることは間違いない。ただ、そんな舞台に立てるのは、約1000人もいる麻雀プロのうち、ほんのひと握りであり、その裏には雀荘で働く“底辺麻雀プロ”もいる。そういった駆け出し麻雀プロは、どういった生活を送り、日々の生計を立てているのだろう。
話を伺ったのは、パチンコ雑誌のライターを経て麻雀プロへの道へと歩みだした白崎透さん(32)。自称“底辺麻雀プロ”の彼に、駆け出し麻雀プロの生活について話を聞くと、そのリアルな実態が窺えた。
前職の時から麻雀好きで、仕事関係の人達とも麻雀を嗜んでいたという白崎さん。趣味の一環から、プロの世界へ身を投じる決意をさせたものはなんだったのか。
「最初は誘われたのがきっかけです。先に麻雀プロとなったパチンコライター時代の先輩に、『一緒にやろうよ!』と声をかけてもらいました。元々麻雀は大好きですし、興味もあったので、やってみることにしたんです。
サラリーマンをしながらやってる人達もたくさんいると聞いたので、最初は仕事を続けながらプロ活動をするつもりだったんですよ。でも当時の職場は『副業にあたるからNG』ということで、辞めて麻雀プロになることに決めました」
麻雀プロの“底辺プレーヤー”の日常
副業禁止で「麻雀一本」での活動を決意
パチンコの“爆裂機”をこよなく愛するアラサーライター。『パチンコオリジナル実戦術』など、複数のパチンコ雑誌で自身のコラムを連載中。2021年から始めたダイエットでマイナス10キロの減量に成功するなど、健康・美容系にも熱心に取り組んでいる
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