更新日:2024年10月02日 14:19
恋愛・結婚

「不倫」地獄の結末。自宅に警察、残されたのは借金のみ…

ある日、自宅に警察が…

パトカー 「毎日、事あるごとにLINEを送り、『会いたい』と催促しました。彼はそれに耐えられなかったのでしょう。出会って1年ほど経った頃、『もう会えない。連絡もしないでほしい』と一方的に別れを切り出されました」  とはいえ、相手への思いは募るばかりだった。 「彼の職場に無断で行き、会えなければ彼のよく行くコンビニを見張り、会えるチャンスをひたすら狙っていました」  そして、会えたときには……。 「執拗に復縁を迫り、『奥さんにバラすよ!』と脅したこともあります」  そんな生活が1ヵ月ほど続いた。するとある日……予期せぬ事態に陥った。 「自宅に警察が来たんです。『ストーカーの疑いで届けが出ています』と。その届出人は彼でした。彼は私をストーカー扱いし、警察に相談していたんです」  横山さんは彼と会うこともできなくなり、夫にも不倫がばれて離婚することになった。 「私には何も残っていません。あれから2年が経ちますが、今思えば最悪な人間だったと思います」  不倫の末には悲惨な結末しかないと、横山さんは改めて実感している。

憧れの存在が不倫相手に

 不倫相手との出会いは、アルバイト先だった。目が合うとニコッと微笑んでくれる、みんなに優しい人だったと話す清水あやさん(仮名・30代)。 「彼に対して、最初は憧れのような感情を抱いていました。出会った頃は、彼は独身でしたが、あるとき“結婚する“という話を聞いたんです」  清水さんは、「あー、結婚しちゃうのか」と少し残念な気持ちと、「おめでとう!」という気持ちが入り混じり、複雑な思いだったそうだ。  社員やアルバイト仲間は仲が良く、みんなで定期的に飲み会を開いていたという。そして、ある飲み会の日に事件は起こった。 「いつも通り飲み会があったのですが、私は参加できずに家にいたんです。その日は、朝まで飲んでいたらしく突然彼から、“私の家に行きたい“と連絡がありました」  彼は、昼過ぎから仕事だったため、清水さんは「家に帰るのがキツくなったのかな?」と思い承諾した。 「その日をきっかけに彼とは男女の仲になりました。それからというもの、彼は夜勤明けを理由に私の家に来るようになったんです」
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残されたのは借金のみ
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2016年よりライター活動を開始。出版社にて書籍コーディネーターなども経験。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。

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