「太っているから汗かき」とは限らない。汗が発する病気の危険信号
こんなニオイはカラダのSOS
汗が甘酸っぱいニオイがする場合は、糖尿病の可能性があります。
糖尿病によって、インスリン(血糖値を下げるホルモン)の分泌量や機能が低下すると、ブドウ糖が細胞にうまく取り込められず、エネルギー源が不足します。このエネルギー不足を補うため、肝臓は中性脂肪を分解して脂肪酸を作ります。その脂肪酸からケトン体というエネルギー源を合成します。このケトン体が甘酸っぱいニオイを発生させます。
糖尿病によって、ケトン体が多くなると、汗にも混じってきて甘酸っぱいニオイを発生させます。
アンモニア臭のニオイがする場合は、肝機能が低下している可能性があります。肝機能が低下すると、アンモニアの分解能力が低下します。分解されなかったアンモニアの一部が、血液中から汗になり、アンモニア臭のニオイが漂います。
腐敗臭のニオイがする場合は、胃腸機能が低下している可能性があります。胃腸の機能が低下すると摂取した食べ物を消化吸収能力が落ちてきます。特に肉類は消化しきれず、腸内で腐敗し、イオウのようなニオイを発し、腸から吸収され、血液中に流れ込み、血液中から汗になり、イオウのような腐敗臭として汗に出てきます。
上記のニオイを感じるようなことがあれば、早めの医療機関の受診をおすすめします。
汗かきの方は病気のサインに要注意です!
―[モテるデブには理由がある]―
渋谷系ファッション雑誌『MEN’S KNUCKLE』や暴走族雑誌『ティーンズロード』などエッジの効いた若者カルチャーをテーマにした雑誌を多数手掛ける。現在はWebマガジン『Mr.Babe』でデブに特化したファッション&ライフスタイル情報を発信中。また、デブ限定の会員制オンラインサロン「Mr.Babe BIG MAN’s LABO」、大きいサイズのファッション通販サイト「Mr.Babe STORE」を開設。大きな男たちだけで日本の経済を向上させるべく奮闘中。X(旧Twitter):@nori09140914
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