そして今年で4年連続4回目の出場となるのが、日向坂46。 　披露するのは、セカンドシングル『ドレミソラシド』のカップリング曲の「キツネ」だ。同曲についてキャプテンの佐々木久美は、「『日向坂といえば』という曲ではないけれど、ライブでの定番曲です。日向坂46の新しい一面を紅白の舞台でお見せできたら嬉しいです！」と、アピール。 　今回のステージは、彼女たちの前に登場する山内恵介と「きつねダンス」で有名になったプロ野球・日ハムのファイターズガールも加わり、“きつねコーナー”を派手に盛りあげる。センターの務める小坂菜緒は、「まさかこのタイミングで披露させてもらえるとは思っていなかったです。メンバーも驚いていた」と明かしつつ、「‘22年の最後にNHKホールとテレビの前の皆さんを盛りあげられる楽曲になっているので、精いっぱいパフォーマンスさせていただきます」と話した。 　今年3月には2度の延期を乗り越え、3度目の正直でグループの悲願だった東京ドーム公演を成功させた日向坂46。佐々木が選んだ今年の漢字は「卵」。「それまでのライブでは、いつか東京ドームでライブをするという思いが込められた『約束の卵』という楽曲を必ず歌ってきました。そんな私たちとファンの方たちとの約束が叶った年でした」と笑顔を見せた。 取材・文／吉岡 俊