仕事

「ダメ会社からなのに、なぜか好条件で転職できた人」に共通する6つの特徴

特徴⑥「絶望してもとにかく諦めない」

転職 優秀な人材であれば、すぐに上級転職できるほど世の中は甘くはありません。何回もトライを続けて見つけています。つまり時間はかかっています。  以前、筆者が関わっていた会社で、中途採用で入ってきてめきめきと頭角を現してあっという間に管理職になった人材が、わずか1年でやめてしまいました。退職が公になった時点で、当然ながら転職先は決まっていました。  やめる際に話を聞いたところ、入社した翌週にはもう会社の体質に失望したものの、目先の仕事をきちんとやることはしながらも、継続的に転職活動は続けていたということでした。

周囲に違和感を抱かせないことも重要

 すぐにやめるのもバツが悪いものの好条件であれば構わないというスタンスで、好条件の機会を1年近く探していたことになります。  次の失敗をしないようにじっくり選んでいたら1年かかったというだけで、粘り強く探していた甲斐があったということでしょう。  現職で周囲に違和感を抱かせないようにしつつ、諦めずに転職先を探せることも能力のひとつなのかもしれません。
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たとえ新卒採用で失敗してしまっても…
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株式会社リヴァイタライゼーション代表。経営コンサルタント。東京大学大学院修了後、投資会社、経営コンサルティング会社で企業再生などに従事したのち、独立。現在も企業再生をメインとした経営コンサルティングを行う。著書に『好景気だからあなたはクビになる!』(扶桑社)などがある

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