仕事

元セクシー女優が暴露する「クチコミ評価最低の会社」で言われた“衝撃の一言”

クチコミ評価1点の会社は面接も1点だった

たかなし亜妖さん

面接の最後に衝撃の一言が……

 Aさんはやたらと目がギラギラしているが、Bさんの目は死んでいる。この会社の採用基準は目元にあるのだろうか。そんなくだらないことを考えているうちにAさんの就職説明会(仮)が完了し、ようやく話題の矛先が私に向かう。面接の仕方は非常にフランクで、なぜか2人ともタメ口だ。  まだ採用かも分からないのに「if」の話が多すぎて現実味を感じない。今までとはテイストが全く違う面接に少々困惑してしまった。  話を聞けば成長の見込みがあると熱弁していたプロジェクトは、まだほとんど進行していない状態らしい。「if」が本当に「if」すぎて、「果たして本当にその通りになるのか?」と疑問を抱いてしまった。

面接の終盤で衝撃の一言が…

 1時間ほど経った頃だろうか。現実味のない話がようやく終わりへと向かい、Aさんは面接の最後にこう言った。 「じゃ、まずはシナリオを読んでみないと分からないんでね! これが終わった後ウチのアドレスに送っておいてよ。話はそれからかな!」  それならなぜ応募の時点でシナリオを要求しないのか!? 添付書類に作成済みシナリオの件は一切記載がなかったのだ。  散々入社後のポジションの話、仕事内容などをあたかも採用したような口ぶりで説明していたのに最終着地がこれである。家に帰ってすぐ面接辞退のメールを送信した。  もう職場が決まっていたから心に余裕を持てていたものの、まだ就活の途中だったら私はキレ散らかしていたかもしれない。「時間を返せ!」と……。
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クチコミには真実が隠されている可能性も
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元セクシー女優のフリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ソーシャルゲームのシナリオライターを経て、フリーランスへと独立。WEBコラムから作品レビュー、同人作品やセクシービデオの脚本などあらゆる方面で活躍中。
Twitter:@takanashiaaya

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