仕事

元セクシー女優が引退後に経験した「セクシー女優の後遺症」を暴露

シナリオスクールで学んだ忍耐力と発想の自由さ

たかなし亜妖さん 講義と課題提出を繰り返し、シナリオスクール基礎科の全授業を終えた。  それでも物足りず数か月後応用科へ進むのだが、結論だけを言えば基礎科のみで止めておけばよかったと頭を悩ます羽目になる。なぜ突然マイナスな感情に苛まれてしまったのか?……このエピソードはまたどこかで話そうと思う。  スクールで学んだのはシナリオ作りのベースだけではなく、執筆への忍耐力と発想の自由さ。  何かを作り、文章化することはとても大変で、こだわりが強いほどうまくまとめるのが難しくなる。いくらでも世の中にネタは転がっているが、型にガッチリと嵌った考えから抜けさねば、自由で個性溢れる発想は手にできない。  無難、普通よりも自分らしさ。そして捉われない想像力。同級生の作った物語や先生たちの代表作からは吸収するものが山ほどあった。通学期間はたった半年だが、現在の仕事に大きな影響を及ぼしているのだから「学び」は本当に素晴らしい。

社会人スクールは基本の「キ」を学ぶ場所

 基礎科受講後は実践で経験を積んだが、自分の基盤となっているのは学校での教えがあったからこそ。  新しい道を目指す時は専門学校の通学が必須とは言わないが、基本の「キ」さえ分からないのなら学校の存在は心強く思えるだろう。  特に社会人向けのスクールは遊びの習い事とは異なるため、熱量も高い。本編以外にも学べる箇所が複数あるため、セクシー女優上がりの私にとってはいい社会復帰の第一歩となったのだった。 文/たかなし亜妖
元セクシー女優のフリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ソーシャルゲームのシナリオライターを経て、フリーランスへと独立。WEBコラムから作品レビュー、同人作品やセクシービデオの脚本などあらゆる方面で活躍中。
Twitter:@takanashiaaya
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