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1円で買った「田舎の山」。維持費もゼロなのに、驚きの金額に化ける理由

ランニングコスト0円で土地を所有する方法

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山と道路の境界線にある電柱。

ただ、不動産には維持費がかかる。固定資産税評価額に1.4%を掛けた額が毎年の固定資産税負担になるのだ。 「重要なのは、固定資産税には非課税ラインがあること。同一市町村内に所有する土地の固定資産税評価額の合計が30万円未満だと、非課税です」 山林の固定資産税評価額は低く、1㎡あたり10円程度の場合もある。そのため3万㎡の山林でも、ランニングコストなしで持てる計算だ。

山王が資産価値の無い山を買い漁るワケ

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山に生えるタケノコも収入になるとか

だが、1円で買って維持費がゼロであっても、なぜ資産価値のない田舎の山を永野氏は買い漁っているのか。 「購入した山に電柱や送電塔があれば、電力会社からお金をもらえます。電柱敷地料は1本につき年間200~300円。送電塔を設置した場所については、借地料が発生。とある山では、1㎡あたり35円で3000㎡を貸しており、年間10万円ほどの収入です」 欲しいモノ[全部1円で買う]技術こうした不労所得を維持費ゼロで得ながら、時折現れる山林購入希望者を待ち、強気の価格で売ることで大きな転売益を見込む。1円で買った資産が数万倍の価値になるのだ。 欲しいモノ[全部1円で買う]技術【不動産投資家・永野彰一氏】 ’90年、東京都生まれ。日本全国に数百の山を持つ不動産投資家で、山投資の若き第一人者。著書に『一生お金に困らない山投資の始め方』などがある 取材・文/冬目穂信(清談社)
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