筋トレしないと「日本人はお尻が垂れがち」な理由。日常で出来る4つの簡単エクササイズ
こんにちは、柔道整復師/パーソナルトレーナーのヒラガコージです。スポーツクラブでインストラクターとして指導をしながら、医療国家資格である柔道整復師の知識を生かして身体機能の改善からダイエットまで、フリーランスのパーソナルトレーナーとしても活動しています。
お尻が垂れてしまいやすい理由は、骨盤の角度です。日本人をはじめとする東アジアの人種は、欧米人と比べると骨盤が地面に対して限りなく垂直に近い状態になっています。これ自体に良し悪しはありません。ただし、日本人の骨盤の角度では、足腰をたくさん使って関節運動をしたり、筋肉を使い続けておかないと、バランスを崩してしまう性質があるのです。
過去の日本らしい生活様式では足腰をたくさん使っていました。たとえば、畳の上にちゃぶ台があるような場所で生活をするためには、立ったり座ったり、足腰が強くないとままならないような環境でした。トイレなどもそうですね。ここ50年前後で西洋文化が浸透したことで、足腰をあまり動かさずとも生活ができてしまい、日本人の骨格には合わない、良さが活かされない環境に変化しました。その結果、お尻の筋肉量が低下しやすくなったのです。
一方で欧米人は骨盤が若干前傾しているので、そのままの生活でもお尻の筋肉は綺麗なフォルムを保てます。骨盤が垂直に近い角度になる日本人は筋肉量が低下すると、お尻のラインが平らとなって、いわゆる「洋ナシ型」になってしまうのです。つまり、日本人はお尻の筋肉を鍛え続けることが重要になります。
男女問わず年齢を重ねると「垂れたお尻」がコンプレックスになる人が増えていきます。スラックスでもチノパンでもジャージでも、あまりカッコ良い印象ではありません。
これは今の時代だけでなく、長らく言われ続けていることです。“日本人の長年の課題”と言えるのかもしれません。一体、なぜなのでしょうか。今回は、その理由と鍛え方についてご紹介していきます。
日本人のお尻が垂れる理由は「骨盤の角度」
生活の洋式化で筋肉量が低下
1
2
柔道整復師/パーソナルトレーナー。スポーツクラブでインストラクターとして指導をし、現在は医療国家資格である柔道整復師の知識を生かした身体機能の改善からダイエットまで幅広いクライアントを担当するフリーランスのパーソナルトレーナーとして活動中。公式「Amebaブログ」更新中
記事一覧へ
記事一覧へ
この記者は、他にもこんな記事を書いています
ハッシュタグ