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筋トレ「お腹まわりを凹ませたい」人が意識するべき“呼吸”の意味

 こんにちは、柔道整復師/パーソナルトレーナーのヒラガコージです。スポーツクラブでインストラクターとして指導をしながら、医療国家資格である柔道整復師の知識を生かして身体機能の改善からダイエットまで、フリーランスのパーソナルトレーナーとしても活動しています。
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※写真はイメージです。

 加齢や運動不足とともに気になるのがぽっこりしたお腹まわり。しかし腹筋を鍛えてボディメイクするためには負荷を高める必要があり、体力的にも精神的にも簡単なものではありません。とはいえ、お腹まわりがシャープになれば、見た目の印象は大きく変わります。  いったい、どうすれば良いのでしょうか。じつは腹筋を鍛える際に「呼吸」が重要となります。今回は、その理由を解説しながら3つのエクササイズを紹介します。

「腹筋」の強化で重要な3種類の筋肉

 一般的に「腹筋」と聞いてイメージするのはおへそ回り、「腹直筋」と言われる筋肉です。これはまさに「割れた腹筋」を表しています。  ここを鍛えなくてはならないのは当然なのですが、それだけでは綺麗なボディラインは獲得できません。その他にも脇腹にある「腹斜筋」、深部にある「腹横筋」を3つとも操作する必要があります。  起き上がりの腹筋運動も大切ですが、それに加えてサイドやコアな部分も引き締まるようにエクササイズを組み立てていきましょう。

腹横筋の強化がいちばん難しい

腹筋

深層にある「腹横筋」を鍛えるのは難しい

 とはいえ、前述の3つの腹筋の中でも、深層にある「腹横筋」の操作が最も難易度が高いです。この理由は、腹横筋は関節運動では作用しないため。  筋肉の基本は2つ以上の骨をまたがるような橋渡しの状態で、筋肉の伸縮によって関節が動きます。いわゆる「筋トレ」は、鍛えたい筋肉のついている骨を動かすというもの。しかし、腹横筋は一部骨についているものの関節運動に関与しないため、運動では鍛えられません
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腹横筋を鍛えるためには?
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柔道整復師/パーソナルトレーナー。スポーツクラブでインストラクターとして指導をし、現在は医療国家資格である柔道整復師の知識を生かした身体機能の改善からダイエットまで幅広いクライアントを担当するフリーランスのパーソナルトレーナーとして活動中。公式「Amebaブログ」更新中
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