田中さんはリーダーに報告したうえで、本人にも注意したという。 「Bは勤務態度ではなく、妊娠していることを注意されたと勘違いしたようで、『妊娠のことは面接官に言いました！ 情報共有されていないんですか？』と逆ギレ。一触即発のところで部長が間に入り、その日は落ち着いたのですが……翌日、彼女は出社しませんでした」 　なぜか部長とリーダーが慌てていた……。 「“退職代行サービス”を使って、あっさりと退職したんです」 　仕事をサボりまくっていたうえ、後味の悪い辞め方をしたBに呆れて言葉も出なかったという。「ここまでツラの皮が厚いモンスターは初めてだった」と田中さんは振り返った。 ＜取材・文／chimi86＞2016年よりライター活動を開始。出版社にて書籍コーディネーターなども経験。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。