空耳アワー“おしりの人”を直撃「タモリ倶楽部は大人の文化祭。青春でした」
空耳役者のやりがいとは
――撮影の時点で、ウケるウケないはわかるもんなんですか?
有田:大体わかりますね。演技どうこうというより「これは聞こえるぞ!」っていうのはウケる感じがわかります。それを、どう映像にしてさらに面白くするか、スタッフさんも僕ら役者も気合が入りますね。
――投稿者は、演技指導や映像については書いていないなかで、映像に昇華するスタッフの方と、それを短時間で伝わる演技にする役者さんの、不思議な共同作業ですよね。
有田:そうですね。投稿者さんにお会いしたこともありますよ。僕は小さな飲食店をやっているんですが、そこで投稿者さんがオフ会をやってくれたりとかして交流が持てました。タモリ倶楽部はコアなファンの方が多いので、空耳のVTRをまとめて持って来てくれるような方が、全国にいるんですよね。そういう方が居てくれるのはやりがいになりますね。
――作品がウケた時はやりがいになると思うんですが、撮っている最中にやりがいはありますか?
有田:僕は、芝居の上手さで呼ばれているわけではないんです。表情や動きで面白くしてくれると評価していただいて呼んでもらっていると思うんですよ。その中で、僕の表情や動きで、現場の雰囲気が高まっていくことがあって、それはやりがいでしたね。
――あの短時間で、声なしで伝えるのは難しいですよね?
有田:声だけではなく、表情も使えない時がありました。勃起したことを表現する演技だったんですが、声は使えない上に強盗役だったので目出し帽をかぶらされて。
――表現のツールに制約が多いですね。
有田:動きだけでそれを伝えようと思って、ビクビク震えるという表現にしました(笑)。
空耳役者とタモリの交流
Boogie the マッハモータースのドラマーとして、NHK「大!天才てれびくん」の主題歌を担当し、サエキけんぞうや野宮真貴らのバックバンドも務める。またBS朝日「世界の名画」をはじめ、放送作家としても活動し、Webサイト「世界の美術館」での美術コラムやニュースサイト「TABLO」での珍スポット連載を執筆。そのほか、旅行会社などで仏像解説も。
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