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スーパー銭湯の大学生バイトが経験した“汚物テロ”「お風呂にあるはずのない物体が」

支配人からの指示で回収させられるハメに

 フロントで接客中だった支配人に内線で状況を伝えると、すぐに現場にすっ飛んできて現場を確認。すると、問題の浴槽だけ閉鎖することをその場で決断。そのうえで「本当に申し訳ないけど、(排せつ物の)回収しておいてもらえるかな」との指示を受けるハメに。 「支配人は怒りを露わにすることもなく、冷静に対応していたのでこちらも安心しました。ただ、ブツの回収命令には内心カンベンしてくれとは思いましたけどね」

清掃・消毒を経て2時間半後に再開

鼻をつまむ男性 この直後、お風呂の入口に「閉鎖中」の立て看板を設置。用具入れに先端に網が付いた長い棒があったため、浴槽に入らずに外からすくって回収します。ところが、網にブツがくっついてしまい、ゴム手袋越しながら直接ブツを触って取り出すことに。もちろん、彼が排せつ物に触れたのはこれが人生で初めてだ。 「従業員用トイレの大便器に捨てる際の数秒のことでしたが、思ったより固くて明らかに便秘気味っぽかったです。ニオイもそこまでひどいものではなく、微かに臭いって程度。精神的に『ウワッ、ばっちぃ!』とは思いましたが、そこまで嫌悪感はなかったです。むしろ、ユルいブツじゃなくてよかったなって。もし柔らかいのだったら、水に溶けちゃうじゃないですか。浴槽には何もないのにお湯から悪臭って想像したくもないですしね」  ちなみに浴槽はお湯を抜いた後は、通常の清掃に加えて特殊な薬剤を散布。そして、再びお湯を張り、約2時間半後には閉鎖を解除したとか。それらもすべて支配人の指示だったが、今はあの対応が本当に正しかったのかはわからないという。
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犯人は結局見つからず…
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ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。

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