恋愛・結婚

お嬢様育ちの風俗嬢が「パパ活で300万円貢がせた公務員」に心の中で謝罪した理由

風俗を辞めてからフリーランスとして独立

 風俗以外のお金になる仕事を探した唯華さんは、風俗業界の知人から動画制作や編集についてオンラインで教えてもらう。その後も独学でも勉強を重ね、やがてフリーランスの動画編集者として安定した金額を稼げるようになる。 「安心した彼氏がプロポーズしてきて、その両親に挨拶に行くことになりました。すると、お金を巻き上げた公務員のことを思い出しました。というのも、彼氏のお父さんも公務員だったからです。彼の父親は300万円貢がせた男と同じ職種で、すぐに人を信じやすいお人好しなところもそっくりでした」  そんな彼氏の父親の姿を見て「貢がせ額を100万円ぐらいにしてあげたらよかった」と心の中で懺悔したという唯華さん。

男に対する復讐心が芽生えたワケ

パパ活

※画像はイメージです

 ところでなぜ育ちのいいお嬢さんが、肉体関係なしに男から金を巻き上げる“悪女”になったのだろう。 「大学時代に友人と一緒にガールズバーの体験入店のつもりで面接を受けたら、紹介された先がピンサロだったんです。いきなり風俗ですよ。ちょっと反社会的勢力のニオイもあって、『辞めさせて』と店長に訴えても辞めさせてくれずに怖かった。『試験が大変だから勉強したい。留年をすると親に迷惑がかかるから』と嘘をついてやっと辞めることができました。それから男に対する復讐心が芽生えてしまったのかもしれません」  優しい年下彼氏に癒されるうちに、男性に対する復讐心も失せてきたという唯華さんだが、お金に対する執着だけは簡単に捨てられない。パパ活を止めたものの、彼氏に内緒でこっそりと、パパ活女子を斡旋する副業をやっているという。 <取材・文/夏目かをる>
コラムニスト、作家。2万人のワーキングウーマン取材をもとに恋愛&婚活&結婚をテーマに執筆。難病克服後に医療ライターとしても活動。ブログ「恋するブログ☆~恋、のような気分で♪
1
2
3
おすすめ記事
ハッシュタグ