ある時期から彼はさまざまな環境問題へのコミットメントを積極的に行なうようになった。ロハスという言葉があった。「Lifestyles of Health and Sustainability」。「健康で持続可能な生活様式」。彼にとってこの言葉は聞こえの良いキャッチフレーズなどではなかった。彼が本気であったことはその後の活動が証明している。問題の大小、ローカルとグローバルの違いにかかわらず、彼は数多くの事案に関与していった。健康で持続可能な生活様式を守るためならば、およそ知らぬ者のいない自分の名前を敢えて利用する/させることも厭わなかった。この点で彼は確信犯的なアクティヴィストであり、その振る舞いは戦略的でさえあった。