また、暴言やセクハラなどの迷惑行為以外にもキャバ嬢が飲み方が汚いと感じるのはケチな客だという。 「一杯いただいてもいいですか？と聞いても、『無理無理、水でも飲んでな！』とキャストにドリンクを飲ませてくれない、お会計の度に値切ろうとしてくる、1セットしかいないくせにアフターに誘おうとする客……ケチな客が多すぎます。 　気前よく金払いができないのなら、そもそもキャバクラに来るなよ……って思います。金払いがよいお客さんは飲み方もスマートできれいです。ケチなお客さんほど、やらせてと言ってきたり図々しいんですよね」（池袋勤務・Rさん） 　無理に高額なシャンパンを卸さなくても、程よくお酒を楽しんでスマートに飲む客であれば、それだけできれいな飲み方だと思うとキャバ嬢たちは口を揃える。 　大人ならば「汚い飲み方だな……」と思われないよう、最低限のマナーを身につけるべきだろう。 ＜取材・文／カワノアユミ＞東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』（イーストプレス）が発売中。X（旧Twitter）：＠ayumikawano