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「当初は純粋なエロ漫画だった」。嫉妬や愛憎にまみれた“コスプレ漫画”ができるまで

反発の声がたくさん届いた

——当時の読者からの反応はどんな感じだったのでしょうか? すずはね:面白いと言ってくれる方もいたんですが、先述の通りそれ以上にレイヤーさんやコスプレ界隈からの反発の声がたくさん届きましたね。「そりゃそうだよな」と思いました。 それでも反響の多さから、まだ自分は漫画描けるなと思いメンタルも徐々に回復していきました。そこから個人で続編を出したり、ヤンチャンWebにお声がけいただいたりして『コスは淫らな仮面』シリーズを描き続けてる感じです。

キャラが問題に巻き込まれるのを想像するのが楽しい

——描いていて楽しい場面を教えてください。 すずはね:キャラがかわいそうだったり、窮地に陥ってたりを見るのが好きなので、そういうシーンを描くのが好きですね。 どんなキャラがどんな問題に巻き込まれたら面白いのか、いつも頭の中で想像しているぐらい楽しいです(笑)。レイヤー同士やカメラマン同士のいざこざ、レイヤーとカメラマンの事件・恋愛沙汰などなど……。 あとは自分の中のキャラの解釈にあったメイクというか顔が上手くかけると、最高にテンションが上がります! 『コスは淫らな仮面』を描き始めてから、メイク・コスメ系の雑誌やサイトを見て回るようになりました。
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注目してほしいシーンは…
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フリーライター。サブカルチャーとグルメ、自由業のキャリアに関心があります
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