自己破産した元“ハロプロ”アイドル41歳が語る、正社員で就職するまでの苦労「職歴も嘘偽りなく書きました」
ダメージを受けつつも沈まなかった
――自己破産から生活保護を受けるまでに至り、周囲からの反応はいかがでしたか。
大谷:やはりメンタルへのダメージが大きかったです。今思うとよく乗り越えられたなっておもうんですが、友人や家族に支えてもらったことでなんとか。
バイトや配信活動の再開によって、生活保護は7カ月で止めることができました。ただ通常は3カ月程度で手続きが完了する自己破産が1年かかったことなど、中々ない経験の連続でしたのでかなり疲れたのを覚えています。私の精神状態が原因でなかなか動けず、自己破産成立まで時間がかかってしまいました……。
――SNSを見ていると、さまざまな投稿に“お叱り”の声も見られます。メンタルにダメージがあったということですが、これらも関係するでしょうか。
大谷:正直、アンチ的なコメントにはもう慣れてきました(笑)。たとえば私が就職活動をする際、証明写真をアップしたんです。すると写真に映った私が私服だったことについて、「まともな社会人ならスーツ」といった声が上がったんですね。
ただ私は、証明写真というのは自分を見せることだと考えています。文字通り四角四面に捉える必要はなくて、私であることがわかれば良いのだと思っていました。事実、現在の会社からは内定をいただけていますし。
バイトを辞めた話をつぶやいたら批判の声
――たしかに。ただ、ネットではいろいろな意見を目にすると思います。
大谷:こうした意見は、硬いな~と思ってなるべくスルーするようにしています。一方で、「叩かれるのはまあ仕方ないかな」とダメージを受けていた時もなくはないというか……。
たとえば就職活動の前、バイトを辞めた話をSNSに投稿しまして。ただこういうのって、詳しく言えばどこのなんのお店で、誰が責任取るんだって話までいってしまう可能性もあるわけです。私は日払いの契約で入ったコンビニのバイトで、働いた日も、翌日も翌々日も賃金が支払われなかったのでバイト先を辞めました。
でもこういった話って、危険な部分をボカシつつ細かく話そうとすると140字じゃ足りないんですよね。だからただの愚痴として「不当な扱いをされるなら辞める」といったことをつぶやいたんですが、「そんな根性じゃどこで働いてもダメ」と叩かれました。そういった時は、まあ細かく話さなかったこちらも悪いよねとダメージを受けることもあります。
営業・バス運転手・SEといった職を経験してきたジョブホッパー。編集プロダクションでの修行を経て、現在はフリーライターとして活動中。将来はボルゾイを飼いたいと願ってやまない
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