更新日:2024年04月19日 19:41
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「え、ここじゃない?」社宅に引っ越した新入社員を襲った悲劇

自分が書き間違えていたのは明らかで…

 もうすっかり辺りは夕暮れ時。緊迫した状況に反して春の心地よい風が吹いていたそうです。光輝さんは、引っ越しスタッフとの通話をいったん切り、頭の中を整理し始めます。しかし、整理するも何も自分が引っ越し業者に申し込む際に間違った住所を書いたことが原因であることは明確でした。  さらに、ほとんどの引っ越し業者は依頼人の立会いを必要としていますが、なかには立会不要という業者もあり、光輝さんはまさにその会社に当たってしまったようです。ひとまず荷物が運び込まれた場所まで移動し、引っ越しスタッフの方に作業完了のサインをして帰ってもらったそうです。 「普通はこんなことないと思うのですが、あとからよく確認したら、ウチの会社はたまたま同時期に少し離れた2つの場所に社員寮を竣工させたそうなんです。だから、番地こそ違うものの、建物の外観や入り口の会社名のプレートなど、疑う余地はなかったと思います」

まさか2度引っ越しするとは…

マンション 光輝さんは翌日総務課に自身の失態を報告し、自腹で急遽荷物を移動させたといいます。 「まぁ、なんて言うんでしょうかね……。入社早々こんなことしでかすなんて、当分は笑い物ですかね。でも、これも神様が与えてくれた僕への試練だと思って心機一転がんばります。みなさんも、確認行為は重要ですよ!(笑)」  少し恥じらうような笑顔を浮かべながら、光輝さんは自らの失敗経験を語ってくれました。今回のようなミスが起こらないようにみなさんも気を付けたいですね。 <TEXT/べるくちゃん>
愛犬ベルクちゃんと暮らすアラサー派遣社員兼業ライターです。趣味は絵を描くことと、愛犬と行く温泉旅行。将来の夢はペットホテル経営
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