更新日:2023年06月25日 11:47
お金

競馬で9370万円的中の芸人が「ギャンブルでのお金は将棋の駒と同じ」と語る理由

状況が悪いときは下を見る、いいときは上を見る

じゃい氏 ポジティブとネガティブの感情は、メンタルコントロールをする上でつきものです。 「失敗したら終わりだ」と思うのと、「失敗したらまた挑戦すればいい」と思うのでは、心の余裕が違うのが分かると思います。  同じことをする、同じことが身に起こったとしても、それをどう解釈するかで、心の持ち方、とらえ方が人によって全然違うのです。  では、「状況が悪いときは下を見る」というのはどういうことか?  例えば、自分が最悪な状態だとして、もっと最悪な状態の人がいると思えれば、ちょっとは気持ちがラクになるでしょう。  ツイてないときや、追い込まれているときに、ギャンブルは負けやすくなります。そうなると、ますます焦りが生まれ、負けのスパイラルに陥ってしまいます。  そのときはもっと最悪な状況と比較して、「それよりはマシ」だと思えれば、メンタルを落ち着かせることができます。

苦境に立ったときにこそラクに考える

 逆も同じです。自分がいい状態のときは慢心を生みます。そこで満足したり、驕ったりするのではなく、もっと上がある、自分より優秀な人がいると思うことが大切なのです。  そうすることで油断がなくなり、さらなる高みを目指して、自分のスキルを上げることができるでしょう。  これらの考え方は、ギャンブルだけでなく人生においても役立ちます。  僕にも、不幸なことがたくさん起こります。そのときは、この言葉に立ち返って、気持ちをラクにするようにしています。  人生なんてたかが100年くらいで、生きているだけで幸せなことです。  苦境に立ったときにこそラクに考えましょう。目先のギャンブルの勝ち負けにとらわれすぎる必要はないのです。  スチャダラパーというラップグループの歌で『ツイてる男』という曲があります。1番と2番で全く同じことが起こるのですが、とらえ方によって1番は不幸、2番はラッキーというとらえ方をしている歌です。  例えば、デートに行く途中でうんこを踏んでしまうのですが、1番は「ツイてない」と受け止め、2番は「運がついたってこと、ラッキー」と前向きに解釈します。  非常に面白い歌なので、ぜひ一度聴いてみてはいかがでしょうか?
1972年神奈川県生まれ。「おつかれちゃーん」でお馴染みのお笑いトリオ「インスタントジョンソン」のボケ。パチプロだった祖父の遺伝かギャンブル全般に強く、2009年にはギャンブルで貯めた5000万円でマンションを購入。また、WIN5で2022年8月に9370万円、2014年に4432万円、2012年に3775万円、トリプル馬単を2020年に6410万円的中させている。現在は、チャンネル登録者数21万人を超えるYouTubeチャンネル「じゃいちゅ~ぶ」や、ニコニコチャンネル「じゃいチューブ(笑)」で競馬や麻雀などを中心に発信している。
1
2
勝SPA!
稼ぐメンタル ギャンブルで勝ち続ける「ブレない」心の作り方

じゃいが「稼ぐメンタル」を徹底解説

おすすめ記事