更新日:2023年07月18日 02:14
エンタメ

AKB48 18期生「神7を超える存在になる」という決意

堂々とした表情管理や客席への気配り

前半戦の『ただいま 恋愛中』『くまのぬいぐるみ』などの可愛くポップな楽曲に対して、後半戦では『ダルイカンジ』や『軽蔑していた愛情』など、気だるさや葛藤を描く曲が続いていく。 どんな曲でも、片時も表情の気を抜かないのは秋山だ。後ろのほうを向いているときや、他のメンバーが歌っているときも、曲の雰囲気や歌詞の内容に合わせて一瞬で表情を変えていく。彼女の”表情管理”には今後も注目したい。 迫は、報道陣のカメラ一台一台をしっかりととらえて視線を向けていく。まだステージに慣れていないにも関わらず、客席やカメラを意識する気配り力を感じられた。ファンとの距離が近い48グループや劇場公演に向いているメンバーとして活躍するのではないか。

迫由芽実

MCでは、17歳の工藤が14歳の山口から「実は甘えん坊」と暴露される場面も。同じく17歳の新井は、公演タイトルの「ただいま 恋愛中」にかけて、まだまだ「身長が 成長中」であることを明かし、165センチまで伸ばすことが目標だと教えてくれた。

工藤華純

「8人で“神7”を超える存在になる」

アンコールでは、18期生のために作られた水色と白のチェックの衣装で登場した。八木と秋山は、この衣装が可愛くてお気に入りだという。

秋山由奈

「全員が選抜に入りたい」「8人で“神7”を超える存在になる」と口々に意気込む18期メンバー。彼女たちは、4月29日におこなわれた「AKB48 春コンサート 2023 ~好きだ!と叫ぼう~」でコンサートデビューしている。初ステージながら『言い訳Maybe』や『あの夏の防波堤』を歌い上げ、「即戦力」と言われる高いポテンシャルを見せつけた。今回の「ただいま 恋愛中」公演でも、新人ながら、全員の一体感とパフォーマンスレベルの高さを発揮している。

新井彩永

「17期生の『ただいま 恋愛中』公演を劇場で見たことがきっかけで、AKB48のオーディションを受けようと思った」という新井は、ゲネプロ後の取材で「先輩が繋いできた伝統を受け継ぎ、さらに新たな輝きを見せられるように頑張ります」と決意表明。最後にこれからの目標を聞かれた久保が「18期研究生をきっかけにAKB48を好きになってもらえるぐらい、大きい存在になりたい」と、全員で飛躍していく展望を語ると、メンバーたちもうんうんとうなずいていた。8人の絆は、すでに固く結ばれているようだ。

AKB48 18期生

取材・文/むらたえりか 撮影/星 亘(本誌)
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