「対応するまで帰らせない」取引先のカスハラ社員の顔色を一変させた“逆クレーム”
―[カスハラ現場の苦悩]―
店や企業に対して、“顧客”という立場を利用しながら理不尽なクレームをつけたり、無理難題を押し付けたりするカスタマーハラスメント(以降、カスハラ)。その多くは客や消費者によるものだが、企業間で取引先の担当者が“契約打ち切り”などをチラつかせ、カスハラまがいの態度で無茶を要求してくるケースも……。
今回は、取引先の態度に困惑したという2つのエピソードを紹介する。
明らかに見下した発言「学生だから暇でしょ?」
契約を白紙に
吉田さんは素直に謝罪した。しかし、あり得ない言葉が続くことになる。
「相手から『学生なんだから、どうせ暇でしょ?』とか『社会を舐めすぎ』などと暴言を吐かれる始末で。当時、私は27歳だったのですが『いい年して、まだ学生やってるの?』とバカにされました。しかも、予定していた打ち合わせは先方側の急な予定で中止に。作業は進んでいましたが、契約を白紙に戻すことにしました」
終始高圧的な態度にア然。メンバーと相談したところ、契約してもトラブルに発展する可能性が高いのではないかと、そのような結論に至ったという。
その後、取引先からの連絡は一切なかった。吉田さんは「クライアントにもいろいろな人がいるんだなぁ」と勉強になったと振り返る。
そして半年後、予想外の再会を果たすことになった。
「これまでお取引をさせていただいたクライアントとの“オフ会”が開催されることになりました。その日に合わせて友人と帰国し、お話しする機会を得たのですが……」
2016年よりライター活動を開始。出版社にて書籍コーディネーターなども経験。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。
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