仕事

ネズミが大量発生した食べ放題店。ドリンクバーの裏で見た「ネズミの悲惨な姿」とは

ドリンクバーの裏で見た凄まじい光景

 元バイト店員だったAさんが語ってくれたように、罠にかかったネズミを処分する際には、袋に水を溜めて罠ごと突っ込んで溺死させていたとのこと。極度にネズミを怖がるBさんは、処分を躊躇なく行うCさんからイタズラをされたこともあったそうだ。 「ある日、Cさんから『面白いものを見せてあげる』と言われて、ドリンクバーのマシンの裏に連れていかれたんです。そしたら、そこにネズミの赤ちゃんが5匹くらい死んでて……。思わず悲鳴をあげちゃいました。やっぱり機械の周りは暖かいから居心地がいいんでしょうね。今これを話してても、思い出して鳥肌が立ちました。その死体をほうきとちりとりで掬いあげて死んでるかを確認してゴミ箱に捨てるCさんは、やっぱりたくましかったですね。イタズラは腹立ちましたけど……」

閉店した後でも残り続ける汚名

 なお、この食べ放題店は3年ほど前に閉店したとのこと。しかし、Googleマップを見てみると、クチコミに『ネズミがホール内を走っていた』という投稿があり、現在も見られる状態になっていた。
食べ放題

実際に食べ放題店のGoogleマップにあったクチコミ

 一度ネットでこのようなことが書かれると、たとえその後、完全に解決していたとしても、信用を回復するには相当な時間と労力が必要となる。一昔前なら風化するものも、現代のネット社会ではそうもいかない。  そう考えると、飲食店に限らず、さまざまな出来事に対して常に誠実に向き合うことが求められる、よりシビアな時代になったといえるだろう。 取材・文/サ行桜井
パチンコ雑誌『パチンコ必勝ガイド』『パチンコオリジナル実戦術』の元編集者。四半世紀ほど勤めた会社を退社しフリーランスに。現在は主にパチンコや競輪の記事を執筆している。
X(旧Twitter):@sagyosakurai
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