「要求通りにしないと他社に切り替えを検討する」取引先のカスハラを“謝罪”に一転させた意外な出来事
―[カスハラ現場の苦悩]―
店や企業に対して、“顧客”という立場を利用しながら理不尽なクレームをつけたり、無理難題を押し付けたりするカスタマーハラスメント(以降、カスハラ)。その多くは客や消費者によるものだが、企業間で取引先の担当者が“契約打ち切り”などをチラつかせ、カスハラまがいの態度で無茶を要求してくるケースも……。
「10%単価を下げてほしい」と突然の値下げ交渉
要求通りにならなければ「他社に切り替えを検討する」と圧力
すると、「他社ならもっと安い値段で売ってくれるよ。要求通りにしないと他社に切り替えを検討するから。そうなったら責任取れるの?」と圧力をかけてきたという。
「私は、提案されたことを上長に報告しました。失注リスクは怖いものの非現実的な価格での供給は難しいとの見解で、再度交渉を行うことになったんです」
しかし、A社の担当者は全く引かなかった。
「『値下げができないわけはない。利益を取り過ぎている。下げられない理由を分かるように説明しろ!』と強気の姿勢で、再度値下要求が始まりました。原材料や運賃などさまざまな変動費が高騰しており、どうしても難しいと丁寧に説明したのですが……」
2016年よりライター活動を開始。出版社にて書籍コーディネーターなども経験。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。
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