更新日:2023年08月14日 18:24
エンタメ

元SKE48・古畑奈和が卒業後初のソロライブでファンと共に取り戻したいもの

その時々で変わる“自分”に困惑する気持ちを歌詞に

古畑奈和――今回は「鍵の在処」「Moonlight parade」という2曲の配信ですが、まずは「鍵の在処」についてどんな曲か教えてもらえればと思います。 古畑 作詞家さんとスタッフさんと私でいろいろ相談しながら書いていただいた歌詞で、私の気持ちを言葉にしていただきました。 グループからソロになって、いろんな曲を歌ったり、役を演じたり、そのなかでいろんな方と出会ったりして、ふと「本当の自分ってどれなんだろう?」って分からなくなったことがあったんですよ。その気持ちを書いていただきました。 この曲を聴いてくださった方も、仕事のとき、友達や家族といるとき、SNSをしているとき…その時々で“自分”って変わってくると思うんですよ。それで私と同じように「どれが本当の自分だったっけ?」って分からなくなるときが、皆さんにもあるんじゃないかと思って。人によってはそれが悩みや不安の種になったりすると思うんですね。 そんな新しく見つけた“自分”にも自信を持ってほしいな、楽しんでほしいなっていう気持ちがあって、この曲を書いてもらいました。私も「どれが本当の自分だっけ?」って不安を感じたりするんですけど、そこに共感してもらえたら嬉しいなって思います。 ――この曲を歌うときに気を付けていることはありますか。 古畑 キーが難しかったり、音程が上下したりするところがいっぱいあるので、とにかく音を聴くことを意識しながら歌ってます。本当に「練習あるのみ!」な曲というか、言葉が詰まっている曲って私にとってはすごく挑戦的で難しいので、落ち着いて歌うことを心掛けています。
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「かっこつけました(笑)」という作詞曲
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