――お客さんはどのような層が多いのでしょうか。 栗田：薄毛が目立ち始める30代が中心ですが、下は10代、上は70代まで全国から訪れます。担当者1人につき1日5～6人にサービスを提供しています。リピーターも多いですが、毎月100人ほど新規のお客さんが訪れていて、栃木や茨城、京都など遠方から来る人もいます。 ―100人も！みなさんはどうやってRELIVE吉祥寺を知ったのでしょうか。 栗田：知ってもらう方法は大きく2つあり、「InstagramなどのSNS」と「インターネット検索」です。Instagramには、いろいろな薄毛のカットやヘアセットパターンを紹介しているので、「自分の髪型に近い人がどのように変化するのか」がイメージしやすいのだと思います。また、インターネットで「薄毛　美容院」といったキーワードで検索をして、この店を知る人も多いです。いかに多くの人が薄毛で悩んでいるかが分かりますよね。 ――とはいえ、コンセプトに興味を持っていても悩みの性質上、「店まで行く」という第一歩を踏み出せない人もいそうです。 栗田：「店に足を運んで悩みを相談するまでに勇気がいる」という意見も少なくありません。ただ、私たちも同じ悩みを持っていますし、完全個室なのでプライベートも守られているので、安心して来てほしいです。どうしてもハードルが高いという人は、まずDMや問い合わせ窓口に、メッセージを送ってもらっても構いません。 益満：10代の人は、そもそも自分が薄毛なのか分からないため、「これって薄毛ですか？」と頭皮の写真とともにメッセージを送ってくることもあります。 栗田：とにかく、悩んだらまずはメッセージをください。彼女やパートナーに付き添って来ていただいても問題ありません。