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アロハシャツの生みの親は日本人だった?“不良”イメージの払拭に苦心した過去も

最新のアロハシャツ事情

黎明期のアロハシャツ

 このような歴史を経て、現在の位置を獲得したアロハシャツ。現在では、役所などの公共機関でも制服として採用されるほどに市民権を得ている。そんなアロハシャツの今と未来についても中野氏に聞いた。 「近年では、ゴルフウェアにもアロハシャツのデザインが取り入れられるなど、新たな展開も見せています。また、私どもにもいわゆる世界的なハイブランドから、コラボレーションのオファーが舞い込み始めました。日本だけでなく世界のファッションシーンで注目されるアイテムのひとつになってきているように感じます」  今年の夏にアロハシャツを着た人も着ていない人も、アロハシャツ歴史を改めて知ると、この先の夏のためにも一枚「いいアロハシャツ」を着てみたくなるのではないだろうか。 <文/Mr.tsubaking>
Boogie the マッハモータースのドラマーとして、NHK「大!天才てれびくん」の主題歌を担当し、サエキけんぞうや野宮真貴らのバックバンドも務める。またBS朝日「世界の名画」をはじめ、放送作家としても活動し、Webサイト「世界の美術館」での美術コラムやニュースサイト「TABLO」での珍スポット連載を執筆。そのほか、旅行会社などで仏像解説も。
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