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屋外でも自由度が高い最強タブレット Wi-Fiモデル追加で更なる進化

【ソニー Sony Tablet P SGPT213JP/H】


通信キャリアとの契約が不要なWi—FiオンリーのSony Tablet P。3G+Wi-Fiモデルより16g軽く、稼働時間も1割弱伸びている。そのほかの仕様はほぼ同じで、Android 3.2を標準搭載し、ディスプレイは1024×480ドットの5.5型パネルを2枚採用する。CPUはNVIDIA Tegra 2でメインメモリは1GB。内蔵フラッシュは4GBとなる。閉じたときのサイズはW180×D79×H26mmで、重量は約356g

Sony Tablet P SGPT213JP/H◆Wi-Fiモデル追加で魅力がアップした“P”に注目!

 Sony Tablet Pは、屋外に持ち出すガジェットとして独特の便利さがある。スマホよりも画面が広く、表示できる情報量が大きいが、一枚板ではないので一般的なタブレットのような没入感はない。画面の向こう側とこちら側に適度な距離感があるので、情報の読み込みと書き込みの両方がバランスよくできるのだ。そのうえ、ノートパソコンのように使う場所や姿勢を限定しない。膝の上でも片手で固定しても、それぞれの状況にフィットする。メールやSNSなどで頻繁にやりとりするなら、ある意味で最強の自由さを持ったモデルといえるだろう。

 そのPに、Wi-Fiオンリーのモデルが登場した。3G回線を併用する従来型と異なり、月額料金なしで使えるので、公衆無線LANスポットや社内LANを利用したり、自前のWi―Fiルーターを組み合わせられる。NTTドコモ回線でどこでもネットが使える従来型も魅力だが、自由さが強みのガジェットだけに、新モデルの追加で使用スタイルの幅が広がる意義は大きい。

Sony Tablet P SGPT213JP/H

ほかのアプリを起動中に、ブラウザーや電卓などの小ウインドウを表示する「スモールアプリ」機能を追加し、パソコンのような“ながら利用”を可能にした

 さらに、機能が大きくプラスされたのも見逃せない。出荷時に3.2だったAndroidは無償で4.0.3に更新されるが、同時に独自の「スモールアプリ」機能も利用できるようになる。組み合わせは限定されるものの、マルチウインドウで情報が扱えるようになれば、広い画面がより便利に使えるようになる。ある意味で、Pのルーツとなった、長財布仕様のWindowsパソコン「VAIO type P」に近い利便性が得られるかもしれない。そのほかにも、ソニー製BDレコーダーで録画した番組を視聴できる機能も追加され、5月下旬には放送中の番組もダイレクトに視聴できるようになる予定だ。

 屋外で場所を選ばず、自分に都合のいいスタイルでネットを利用する媒体として、Pの実用度は昨年10月に初代がデビューしたときよりも、確実に上がっていると思う。

古田雄介

◆サブカルライター・古田雄介の物欲刺激度 2.5/3

屋外でもバリバリ使えるガジェットに強い関心を示すライター

◆編集担当Kの物欲刺激度 2/3

バッテリー駆動時間も改善。スタンバイ時が約120時間から約260時間へと倍以上に延長されている。細かい話だが付属のmicro SDメモリーカードも、容量が2GBから16GBへと変更されている。まあ、どっちかを買うとしたら、断然、今回のWi-Fiモデル。ただ、今なら新iPadのほうが欲しい




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