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ジャニーズ会見を見た「会見のプロ」の意外な見解。「なぜ幼なじみの東山さんが社長なのか」

「1回ですべての問題に回答するのは難しい」

「1回の会見ですべての問題に回答するのは難しいでしょう。今後はまた新たな問題が発覚したり、何か救済措置に進展があったら記者会見を開き、きちんと説明をしてほしいですね。新社長の東山さんにはここを出発点として、開かれた経営を展開してほしいです」(石川氏)  ジャニー氏の性加害の被害を訴えている「ジャニーズ性加害問題当事者の会」は直後に記者会見を実施。平本淳也代表が「真摯に対応するジャニーズ事務所の意向をはっきり聞かせていただいた。その点については満足とさせていただく、今後に大きな期待を持っている」と述べた。  創業者の性加害を認めたという点で、前向きな一歩を踏み出したジャニーズ事務所。しかし、まだ問題は山積みであり、真価が問われるのはこれからだ。 <取材・文/日刊SPA!取材班> 【石川慶子】 有限会社シン取締役社長。日本リスクマネジャー&コンサルタント協会副理事長。国会職員として勤務後、劇場映画やテレビ番組の制作を経て広報PR会社へ。2001年独立し、危機管理に強い広報プロフェッショナルとして活動開始。リーダー対象にリスクマネジメントの観点から戦略的かつ実践的なメディアトレーニングプログラムを提供。リスクマネジメントをテーマにした研究にも取り組み定期的に学会発表も行っている。2015年、外見リスクマネジメントを提唱
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