――YouTube「タブレット純ちゃんネル」で昭和のオモチャを紹介されていますね。何が魅力なのでしょうか。 タブレット：昭和のオモチャや骨董品が醸し出すチープな感じが心に刺さるんですね。過去に生きた人々が健気に生きていた様子が垣間見れて。古い昭和歌謡を聴くのと似た感動を味わえる気がします。 ――河童の人形もお持ちだそうですね。 タブレット：河童に似ていますが、正確には「しばてん」という妖怪なんです。実際に存在したものではないですが、漂っている感じが滑稽で面白いなと。寝るときに人形をずらっと並べて置いておくと、悩みが和らぐような気がするんですよね。 ――妖怪と言えば、タブレットさんは過去に除霊されたことがあるそうで。 タブレット：はい。酒浸りでヨボヨボだった頃、お客さんから「あなた、霊にとり憑かれ過ぎてヤバいわよ」と言われたんです。しょっちゅう金縛りにあう体質なので、驚くこともなく除霊していただきました。でも除霊途中にまた他の霊に憑かれ結局、霊が増えて終わる……みたいな感じ（笑）。それを2回ほど繰り返しました。 　3回目の除霊では、大阪にあるお寺を訪れました。そのお坊さんが除霊で有名な方で。「あなたはもう半分、霊界にいる。霊界にいる多くの人たちの声を聞いているはず。3000体の霊に取り憑かれているようなもの」と言われました。確かに、金縛りにあう時、大勢の声が聞こえるんですね。そこで、お坊さんに「もっと健康的な生活を送りなさい」とアドバイスされました。