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「風呂ナシ部屋で、ガラケー生活」タブレット純(49歳)があえて“不便な生活”を実践するワケ

落ち込んでも「いつかは立ち直る日が来る」

タブレット純――最後に、困難を乗り越える上でのヒントを教えていただけますか。 タブレット:僕の場合、壁にぶち当たることが日常になっているのかもしれません。先日も携帯など所持品を全部失くして絶望的な気分で帰りました。でも、翌日には何となく復活しているんですよね。落ち込んでは、浮上する……その繰り返し。  落ち込んでも「いつかは立ち直る日が来る」と認識しています。それは、今までの人生で打ちひしがれても、いつの間にか、くだらないことで笑っていたから。どんなに辛くても笑っちゃえばいい。今は、そう思って生きています。 <取材・文/秋山志緒 撮影/スギゾー> 【タブレット純】 高校卒業後、古本屋、介護職などを経て27歳の時、ムード歌謡の伝説的グループ・和田弘とマヒナスターズに芸名「田渕純」としてボーカルで加入。以後2年間和田弘氏逝去まで同グループにて活動した。グループ解散後、サブカル系のイベント出演の他、寄席・お笑いライブにも進出。ムード歌謡漫談という新ジャンルを確立し、異端な存在となっている
大阪府出身。外資系金融機関で広報業務に従事した後に、フリーのライター・編集者として独立。マネー分野を得意としながらも、ライフやエンタメなど幅広く執筆中。ファイナンシャルプランナー(AFP)。X(旧Twitter):@COstyle
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