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無許可でギャラリーを撮影しまくる迷惑客。「申し訳なかった」と謝罪の電話が届くまで

カップルの反応に「言葉を失った」

スマホ カップルは「え~、せっかく撮ったのに」などと言いながらすべて消した画面を見せ、「誰もいないみたいだからインスタに載せてあげようと思ったのに。ウザ」と吐き捨てて帰っていったため、「一瞬、言葉を失いました」と佐野さんは回想する。 「しかも商業施設のスタッフと知り合いだったらしく、僕のことを散々悪く言って帰ったそうです。オーナーからは逆に、『不快な想いをさせてしまい申し訳なかった』と謝罪の電話がありました。でも、僕よりもオーナーのほうが嫌な思いをしたのではないかと思います」  そのため佐野さんは今後、会場を変更すべきか悩んでいる最中だ。迷惑客の言動は、店や施設に嫌な思いをさせ、今後の行動にまで影響を与えてしまう可能性もある。かくいう私たちもいま一度、自分自身の感覚や言動を冷静に見つめ直してみる必要があるかもしれない。 <TEXT/山内良子>
フリーライター。ライフ系や節約、歴史や日本文化を中心に、取材や経営者向けの記事も執筆。おいしいものや楽しいこと、旅行が大好き! 金融会社での勤務経験や接客改善業務での経験を活かした記事も得意
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