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「育ててもらった恩を忘れたのか?」“学費も出してくれなかった”傲慢な父と一切の縁を切るまで

兄弟ともに父親の老後の面倒を見ることを拒否

 父親はその後もワーワー騒いでいたがそのままガチャ切り。以来、電話もメールもまったく来ないという。 「今さら私に対する態度を変えることはできないのでしょう。最初は兄に同居の話を持ち掛けたのですが断ったそうです。実は、兄との仲は別に悪くなくて、お互い結婚してからは家族ぐるみの付き合いがあるんです。兄は兄で『長男としてこうあるべき』と昔から父に口うるさく言われており、それが嫌で距離を置くようになったそうです。とりあえず、兄とは介護が必要になったら老人ホームにぶち込むということで一致。『親父から教育資金をたんまりもらった手前、その費用はこっちで持つ』と言ってくれているので任せようと思っています」  自分の子供なら全員等しく可愛い存在のはずだが、残念ながらそう思えない親がいるのも事実。愛情を注がずに虐げていた子供に老後の面倒を見てもらおうというのは虫が良すぎる話なのだ。 <TEXT/トシタカマサ>
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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