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東京都が尖閣諸島を買う!? 意外と買える無人島のお値段は2千万円台~

無人島

男のロマン「無人島」はおいくら? ※画像はイメージ

 石原慎太郎東京都知事の「尖閣諸島を買う」発言が大きな話題となっている。国境を決める大事な島が個人所有であったこと、そしてそれを買ってしまうという発想に驚いた人も多いのではないだろうか。

 落ち着いて考えれば、島でも土地であることには変わりは無いので、不動産として売買することは当然可能だろう。実際に無人島を専門に扱う不動産会社「アクアスタイルズ(http://www.aqua-styles.com/)」のサイトでは、国内の無人島が2千万円から4億円の間で10件ほど売りに出ていた。最安値は、山口県にある片島(5700坪)の2千万円。最高値は、沖縄県にあるウ離島(11131坪)の5億円だ。大きさだけでなく、沖合いからの距離や設備、アクセスの良さで価格は決まっているようだ。

 しかし島そのものを丸ごと、個人が簡単に購入できるものなのだろうか? 同じく島を取り扱う不動産会社「伊東バーズリゾート」に問い合わせてみた。

「島といっても普通の土地を売買する時と変わりません。個人でも問題なく買えますよ。値段はつけられませんが、登記があれば尖閣諸島でも売買可能でしょう。そういえば数年前、歌手のさだまさしさんも長崎に小島を買っていましたね。ただ無人島は年に数回も出ない、珍しい物件ではあります」

 個人でも島を丸ごと購入することは可能なようだ。しかし島ともなれば額も大きく、庶民が気楽に買えるものではない。実際に「俺の島」の購入を検討する人には、どのようなタイプが多いのだろうか。

「現在取り扱っているのは和歌山県の無人島で、価格は1億5千万円、広さは3384平米です。実際に何件か問い合わせを受けましたが、お客様からはやはり『男のロマン』のようなものを感じましたね。すでにクルーザーを持っているなど、色々な趣味を楽しむ方からの問い合わせが多いです。額も安くないですし、買う方のこだわりも強いせいか、まだ契約には至っていません」

 多趣味なお金持ちでも、さすがに自分の島を買うとなると二の足を踏むようだ。最後に購入するときの注意点などを聞いてみた。

「島なので水と電気は当然ありません。発電機や雨水利用といった、住むために必要な設備投資も安くはないでしょう。また物件によっては地元漁協と相談しながら進めるものもあるので、地元の理解と協力も大切になります。島の由来や歴史などを聞けるのも面白いですね。ただ陸との距離にもよりますが、永住は少し難しいかもしれません。」

 やはり実際に無人島を手に入れて暮らすとなると、金銭面でも生活面でもなかなか甘くは無いようだ。ただ、数千万円で男のロマンが実現でき、「島オーナー」という滅多にいない超セレブなステータスを得られるならば、意外と安い買い物なのかもしれない? <取材・文/日刊SPA!取材班 画像/roybuloy from Flickr>




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