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肩こり改善の意外な“盲点”。初心者でもできる「肩関節のインナーマッスル」の鍛え方

使い方のコツは「キープ」

ゴムチューブを引っ張る男性の腕 肩関節のインナーマッスルを鍛えるエクササイズ自体はあまり珍しくなく、有名なものが多いです。例えば野球の投手がネットやフェンスにチューブをくくり付け、引っ張るエクササイズを行っているシーンを見たことがあると思いますが、まさにこれが肩関節のインナーマッスルを鍛えるものです。  しかし、アスリートではない人たちは、まずは初歩的なインナーマッスルの働かせ方でエクササイズを行うことが重要です。それは、筋肉で関節をキープ、安定させるという使い方です。肩関節のインナーマッスルは関節の関係を維持、保持するために存在しているため、持続的に力を入れた状態になるトレーニングから始めてみましょう。 <肩インナー マルチタスクトレーニング> ①500mlのペットボトルに水を入れて準備します。 ②手を床に突いて膝を伸ばしてバランスを取る、腕立て伏せのような姿勢をとります。 ③片手で体を支えながら反対側の手でペットボトルを左右に移動させます。 ④これを10回続けたら、左右を入れ替えて同様の手順で繰り返します。 ※左右3セットずつ/1日
肩

肩インナー マルチタスクトレーニング

肩 このトレーニングではペットボトルを左右に移動させている間、身体を支えるために軸となっている腕側のインナーマッスルが、肩関節安定のために持続的な活躍を続けています。終盤で肩が重だるく疲れてくる感覚こそ、インナーマッスルに効いている証拠になりますので、少しキツくなるくらいまでやってみましょう。 <文/ヒラガコージ>
柔道整復師/パーソナルトレーナー。スポーツクラブでインストラクターとして指導をし、現在は医療国家資格である柔道整復師の知識を生かした身体機能の改善からダイエットまで幅広いクライアントを担当するフリーランスのパーソナルトレーナーとして活動中。公式「Amebaブログ」更新中
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