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「Amazonの倉庫バイトなら日給1万円にはなる」66歳女性が、定年後の肉体労働をすすめる理由

野原氏の現在のアルバイト先は…

[死ぬまで副業]の極意

コロナ以前は小学生向けの国会議事堂ガイドでは、少しでも印象に残るようにあの手、この手を考えて実行

現在の野原氏のアルバイト先は、衆議院議員会館だ。 「地元・茨城県選出の代議士の事務所で主に小学生の国会案内をしているの。かと思えば、陳情にやってくるお偉い方々お茶出しして、“ネイティブ茨城弁”で談笑したりしてね。倉庫作業とのギャップがたまらない」 これまでの肩書から解き放たれる解放感を味わえれば、定年後も天国になるのだろう。

オバ記者のアルバイト遍歴

某大手印刷会社の軽作業 「ブラック。でも、知らない人はうっかり入っちゃうのよね……」 ユニクロのバックヤード 「社員が明るくて感じがいい。シニアでもすごく働きやすいよ」 アマゾンの倉庫 「1日3万歩の日もあるが、ベテラン外国人の親切にホロッ」 とんかつ屋の早朝バイト 「原則“私語厳禁”で黙々と作業しているはずなのに、みんな情報通」 ベッドメイキング 「はいつくばってトイレ掃除してるときに上から注意されると凹むわ」 【フリーライター 野原広子氏】 1957年生まれ。女性週刊誌を中心に活躍、「空中ブランコ体験」など体当たり取材が得意。現在は介護経験や終活についても執筆 取材・文/週刊SPA!編集部 撮影/尾藤能暢 中川菜美(扶桑社)
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