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「Amazonの倉庫バイトなら日給1万円にはなる」66歳女性が、定年後の肉体労働をすすめる理由

人生100年時代。“労働無限地獄”“第3号被保険制度廃止”など、定年後への不安は尽きない。お金に困らない老後を手に入れるためにも、年収プラスαを生み出す副業はマストだ。60歳を過ぎてからでもしっかり稼げる副業を知り、死ぬまで稼ぎ続ける極意を今から学ぼう!

定年後に肉体労働をすすめる理由とは?

[死ぬまで副業]の極意

ライター歴45年の野原広子氏

ライター歴45年。「オバ記者」の異名を持つ野原広子氏(66歳)。ライター業に勤しむ傍ら、多いときは月収の4割をアルバイトによる収入が占めることもある。 「今は『高齢者が働くのはかわいそう』なんて意見もあるようだけどさ、働くのは基本面白いのよ。とんかつ屋の早朝バイトで昼ドラ並みの噂を耳にしたりして、耳ダンボ。 ユニクロとか今どきの企業は、私のようなおばちゃんにもとても丁寧な言葉遣いで、大したもん! アマゾンの倉庫バイトなら日給1万円にはなる。さすがに毎日はキツいけど、月10万円なら楽しく稼げるわね」 いずれもライター業に比べると肉体を酷使するが、「仕事って体を使うか、気を使うか、頭使うか。この3つのバランスが大事」と野原氏は語る。 「体を動かして対価を得る、このシンプルさこそ肉体労働の醍醐味よ。だからこそ60過ぎても『生き物としてまだイケるという自信』が持てるわけ。若い人と一緒に働けるのもいい刺激。年金だけで暮らして、『いかにお金をかけないか』ばかり考えてちゃ、人生つまんないって」

不要なプライドからいち早く“脱皮”する方法

肉体労働の現場では、過去の経歴も肩書も通用しない。 「倉庫のバイトには、老若男女がいるけど、一目で『元ホワイトカラー』とわかる男性が、己のプライドと必死で闘っている光景をよく目にしたけどね。 不要なプライドからいち早く“脱皮”するためにも50代のうちから休日にバイトをしてみたり、職場で年下の人と交流するのも大切。もちろん、体は第一の資本よ!」
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野原氏の現在のアルバイト先は…
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