恋愛・結婚

1セット4000円の安キャバで遭遇した“痛客”の珍言動5選。「俺はアイツらとは違うぜ」アピールが悲しい…

②なんとか店外デートしたがる

デート

※写真はイメージです。以下同

 入店して約1か月。Yさんは決まって日曜日に「今週は何曜日に出勤するの?」とLINEをしてくださいます。同伴かご来店のご予約かな?と思い、出勤する曜日を伝えると、毎回決まって、出勤じゃない曜日を指定して「食事に出かけませんか?」と返信がある。  え、なんの嫌がらせ? 無理無理! って感じなので、店長に連絡して出勤する曜日をずらしてもらいます。こうして毎回半ば無理矢理同伴してもらっていました。 「お金払ってまで女の子と一緒に酒飲みたいもんなの?」と豪語する彼なので、どうしても同伴したくなかったみたいです。魚民とかにママチャリで来た彼を、フルメイク&ドレス姿で出迎えるのが毎回恒例になっていました。

③別の嬢と同伴して「俺のために争うな」的な空気を出してくる

   その週はYさんから「何曜日に出勤しますか?」と確認されただけで、お食事のお誘いもご来店のご予約もありませんでした。いつも通りに準備をして、出勤すると、Yさんが別の女の子と同伴でご来店。  Yさんに席に呼ばれて、向かい側の席に着くと、彼は、「おお! みずえ! お前もなー、もうちょっとだったんだけどな! もうちょっと頑張ってくれたらなー」と、ふんぞり返って、隣に座っている女の子の腰に手をまわし、ご満悦の様子。 「私も行きたかったな。今度はご一緒させてください」と返すと、「なんだ! お前たち喧嘩? やめてくれよ。空気悪いぞ」と、さらにご満悦の様子。飛び出した鼻毛をまじまじと見ながら「ヤキモチ焼いてごめんなさい」と、答えました。  こんなにキャバクラを楽しむ才能ある人っていないと思います。
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プレゼントさえも裏目に
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1989年生まれ。新潟県長岡市出身。関西外国語大学卒業後、大阪市内の広告代理店に勤務する傍ら、キャバ嬢デビュー。結婚、離婚、地方の激安キャバクラを経て、現在は銀座ホステスとライターを兼業。X(旧Twitter):@mizuechan1989

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