更新日:2023年12月15日 15:05
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同窓会にいた“元暴走族”の友人に唖然…「顔色は悪いのに、目つきだけは異常に鋭かった」

結局、専門学校を経て就職することに

 ところが、受験シーズン直前にインフルエンザにかかってしまいダウン。本番にはなんとか間に合ったものの、実力の半分も出しきれずにA判定が出ていた滑り止めだった大学にも落ちてしまう。 「彼女とも別れ、そのショックでどうでもよくなってしまい浪人ではなく二次募集を行っていた地元の専門学校に入りました。そのことが恥ずかしくて族時代の仲間との交流は避けるようになり、新たにできた専門やバイト先の連中とばかりつるんでいました」  専門学校卒業後は業務用機器メーカーに就職し、27歳のときに空港職員に転職。現在はマネージャーとして部下を束ねる立場にある。

15年ぶりに再会した友人には明らかな“異変”が

 就職後は両親が引っ越して地元を離れたこともあり、戻る機会がなかったが10年ほど前に中学時代の仲間が企画したプチ同窓会に参加。その場にはSさんも来ており、約15年ぶりの再会だったが見るからに様子はおかしかったという。 「顔色は悪く、今思うとケミカルな痩せ方をしている感じでした。それも目つきだけは異常に鋭いのですが会話しても呂律があまり回っておらず、薬物にでも手を出しているのかと思いました」
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薬物所持で逮捕され、出所後も借金トラブルの末…
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ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。

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