恋愛・結婚

元ラブホ従業員の女性が明かすトンデモ事件簿。興奮するセクハラ客を意気消沈させた意外な“仕返し”とは

「おもちゃは具体的にどんなものがあるの?」

謎の電話「電話に出ると、男性が『今度彼女と行きたいのですが、着せたいと思っているコスプレの貸し出しはありますか?』と、ごく一般的な質問でした」  そのため、「コスプレの他にもおもちゃの貸し出しもございます」と中野さんが答えると、男性の質問内容は徐々にエスカレートしていくことに……。 「電話対応はすぐに終わるものですが、その日は違いましたね。『彼女と相談したいのでどんなおもちゃがあるのか教えて』と言われました。私は、『初歩的なものから上級者向けのものまで……』とたとえようのない回答しかできなかったのですが……」  その後も、男性からの質問攻撃は続いた。

ラブホの受付は“セクハラの相手もしないといけないのか”

「電話を切ろうとすると『ねえねえ、もっと詳しく形や使い方などを教えてくれませんか?』と言われて、“セクハラだ!”と確信しました。ラブホの受付は“こんなヤツの相手もしなきゃいけないのか”と……」  わずかに聞こえる荒い息遣いとともに、「君のおすすめのおもちゃと、それをいつどうやって使っているのか教えてよ」と聞かれたところで、中野さんは意外な仕返しに出た! 「私は、『そうですねー、可愛いピンク色だったら喜ぶんじゃないですか? 実際に私もそうですしー。テンション上がりますよね』と大嘘をつきながら答えました。男性との会話はもはや成立していなかったのですが、吐息で高まっていくのがわかりました。男性の興奮度が最高潮に達したと思った瞬間、思いっきりガチャ切りしてやりましたよ!」  たんなるセクハラには2度と付き合えないと、中野さんは吐露した。 <取材・文/資産もとお>
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