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元セクシー女優が「過酷すぎる撮影スケジュール」を暴露。待ち時間に“必ずやるべきこと”とは――大反響トップ10

到着後、メイクアップで女優スイッチオン

たかなし亜妖さん 到着してすぐに撮影ということはない。制作陣がセットだの、ああだのこうだのやっている間にヘアメイクを済ませる。実はこれが1時間から1時間半かかり、意外と尺が取られるので終わると9時、10時を回っていることもザラ。  ちなみに女優はここで朝食を逃すとしばらくの間は食事にありつけないため、メイク中にある程度お腹を満たしておく。ヘアメイクタイムはキャラクターコスプレだとウィッグや衣装着用の兼ね合いもあり、更なる時間を要する。また体にタトゥーや目立つ傷跡があると消す作業が必要なので、プラス1時間半と考えていいだろう。  どんな女優もメイクを終えれば仕事スイッチがオンになる。現場入り→ヘアメイク完了してようやく現場全体の撮影エンジンが加速するといっても過言ではない。

ようやく撮影開始。しかし現場は台本通りに進めない…

 どの業界もそうだが、台本の頭から順番に撮影を進めるのではない。スタジオ移動やメイク、衣装の都合等で1日のスケジュールを組むので、いきなりラストシーンから撮り出すのも普通だ。  ドラマものだと朝一番に最後のオチが来て「あぁ、テンションが……」となりがちなものの、プロなら文句を言ってはならないので、みんな何食わぬ顔で撮影をこなす。  制作陣はバタバタと動き回るが、女優はすべての準備が完了しないとインできない。そのため基本的に待ち時間が多く、手が空いていれば購入者特典のチェキにサインする、SNSを更新する、ヘアメイクのお直し、カラミ前のシャワーを済ませ、無駄のない時間を過ごすのだ。「待ち」といっても案外やることは多く、残念ながらボーっとしている余裕はない。  そして動画と動画の間にパッケージ撮影が組まれるケースも多く、これがまた大変という……。1枚の写真のために約1時間以上かけて同じポーズを取り続け、延々と切られていくシャッター。セクシービデオの表紙は明らかにキツイ体制を取っているものが多く、パケ撮を現場の中盤から終盤かけて行えば女優はクタクタ。体力がゴリゴリに削られる瞬間である。
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セクシー女優の現場に出る“お弁当のランク”は
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元セクシー女優のフリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ソーシャルゲームのシナリオライターを経て、フリーランスへと独立。WEBコラムから作品レビュー、同人作品やセクシービデオの脚本などあらゆる方面で活躍中。
Twitter:@takanashiaaya

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