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節約プロ芸人が「節約とケチの決定的な違い」を解説。飲み会で“自分だけ得をする人”になってはいけないワケ

―[お笑い節約道場]―
 お笑い芸人の井上ポイントです。節約とポイ活が得意で、最近はポイ活芸人として活動しています。2018年~2019年で100万円相当のポイントを貯めました。お金を使わなくてもゲットできるポイ活などを駆使し、毎年40万~50万円分のポイントを貯めています。ポイントやキャンペーンに振り回されず、ゲーム感覚で節約とポイ活を楽しんでいます。

「節約」と「ケチ」の違い

節約

写真はイメージです(以下同)

 みなさんは「節約」に対してどんなイメージがありますか? 「ケチくさい」「我慢」「貧しい」などマイナスのイメージも持つ人が多いかもしれません。しかし、僕はそんな節約はしないようにしています。今回は「節約」と「ケチ」の違いについてお話をします。  節約とは辞書に「無駄を省くこと」と載っています。たしかに無駄を省けば節約につながり、僕も普段から無駄を省いて生活をしています。しかし、ここで一番気をつけているのはケチにならないことです。

節約プロ芸人が「無駄だと思う出費」4選

 僕が思う節約というのは「無駄な出費は省くけど、お金を使うところには使う」です。一方、ケチというのは「とにかく出費を省いて、自分以外にも全くお金を使わない」と僕は考えています。  無駄な出費というのは人それぞれです。例えば僕は「外でドリンクを買う」「むやみにタクシーに乗る」「銀行のATM利用手数料、振込手数料を払う」「現金で支払いをする」などを無駄な出費だと思っています。  ドリンクは水筒を持ち歩けば外で買う必要がなく、自分のために外でドリンクを買ったことはここ何年もありません。これは節約とは別の理由もありまして、小学生のときに「ジュースに入っている砂糖は角砂糖でどれくらいなのか」ということが書かれているポスターを見て、ジュースを飲むときに罪悪感を持つようになりました。また、ペットボトルを消費することに関しても罪悪感があり、ジュースを普段から飲みたいと思わない体質になったのがよかったのかもしれません。  1人でタクシーに乗ることも滅多にありません。少しの距離なら歩くようにしています。ただ、子どもがいる場合など、ときと場合によってはタクシーに乗ることはあります。どんなときでも絶対に乗らないというなら、それは「ケチ」になってしまうでしょう。
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「健康が一番の節約」と強調したい理由
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1983年、東京都生まれ。早稲田大学教育学部卒。極度の節約好きで、ポイントやキャンペーン情報に精通するお笑い芸人。著書に『お得生活! お金がなくても人生100倍楽しめる!』。ブログ「いの得ブログ」、ユーチューブ「いの得ちゃんねる」にて日々、お得情報を配信中(Twitterアカウント:@InoueJuniti

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