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元セクシー女優が“業界の裏側”を暴露。移籍する女優たちが「改名せざるを得ない理由」――大反響トップ10

プロダクション移籍による改名はよくある話

たかなし亜妖さん セクシー業界には多くのプロダクションが存在するため、移籍そのものは全く珍しいことではない。  ただ、原則として芸名は所属のプロダクションに著作権が帰属する形となる。退所時に行う話し合いの結果によっては名前をそのまま使用できるが、そうでないと改名せざるを得ない。  この話における“そうでない場合”とは事務所が絶対に許可を出さないこと、お互いの間になんらかのトラブルが発生していること(プロダクションは引き留めているが女優がやめたがっているなど)、女優自身に問題があること(撮影現場をあっさり飛ばすトラブルメーカーなど)を指す。  円満退所でも「芸名は必ず置いていかねばならない」という方針ならば、女優はプロダクションの定めたルールを破るわけにはいかない。よって改名に至るのだ。いずれにせよ事務所関係による改名ケースが多いのだが、プロダクションを離れる理由や双方の関係性によって結果が異なっていく。

復活後の改名は売り方にも変化をつけられる

 引退して復活。セクシー業界は辞める人が多いなかで出戻り率も非常に高い。以前活動していたときと全く同じ名前で帰ってくる女優もいるが、再デビュー時の所属プロダクションが異なっていると、多くの場合は改名を要求される。  また本人が「過去と今を切り離したい、すべてを変えて一からリセットして頑張りたい」と思っていれば、かつての芸名が使われることはないだろう。  辞めて数か月後に即復活なら、無理に活動の方向性を変えなくてもいいが、年単位で業界を離れていれば話は別。時間が経てば顔や体型、その女性が持つ雰囲気さえも変わっている可能性が高いので、売り方を改めて考えなければならない。その一つに「改名」という選択肢があるのだ。  なお、名前を変えれば新人として再出発できるのも、この世界の特徴の1つ。改名はセクシー業界において、ゲームのリセットボタンのようなものと言ってもいい。5年前はロリ系で売っていても、復活時はギャルや人妻系路線に変更されている……なんてこともしょっちゅうだ。
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セクシー業界における改名しすぎのデメリット
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元セクシー女優のフリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ソーシャルゲームのシナリオライターを経て、フリーランスへと独立。WEBコラムから作品レビュー、同人作品やセクシービデオの脚本などあらゆる方面で活躍中。
Twitter:@takanashiaaya

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