その後、フリーターとなったが「今度は専門時代と真逆な感じで恋愛ができなかった」と苦笑する。 「飲食店でバイトするようになったんですが、僕以外が全員おばちゃんだった（笑）。すごく可愛がってくれたけど、当然、恋愛に発展することはなかったです。超イケてる集団からおばちゃんの集団ってギャップがありすぎました。 　まわりの友人たちも恋愛には消極的で。マッチングアプリすら使ったことがありません。登録したことすらないというと、かなり驚かれますね。ただ、アプリって手軽すぎて怖いじゃないですか。ネットの記事とか読んでいると悪い話の方が多いので」 　チーバさんが言う。 「きっと思春期にどういう友達と付き合うかで彼女ができるタイミングとかも変わるんだろうなあと思います。もしも僕が中学時代からイケイケのグループに属していたら、焦って彼女をつくっていたかもしれない」 　とはいえ、「後悔は一切ないです」とキッパリ。今は「恋愛をしたい！」というよりも、「SDT48で頑張りたい気持ちが大きい」とか。 「女性と性体験があったらSDT48に加入できなかったし、“自分を変えたい”なんて思うキッカケもなかったと思います」 　今後チーバさんは、どんな変貌を遂げていくんだろうか。 ＜取材・文／吉沢さりぃ、撮影／藤井厚年＞ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』（イースト・プレス）、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』（ともに彩図社）などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X（旧Twitter）：@sally_y0720